地震と家具
大きな震災や群発地震があると、決まって揺さぶられた部屋の中で暴れる映像とともに「地震の時、家具の下敷きになって危ない」という言葉がマスコミで踊る。
果たしてそうなのか?確かに実験では激しく揺れる様がおどろおどろしく映し出されるが、映像に出てくる家具はものすごく安っぽい品で、地震が無くても倒れそうな家具が多い。(実験するのに高いのは使えないのかもしれないが・・・)
神戸の震災を経験した人の中には、使っていた高級箪笥(200万円ほどする)は地震にびくともせず、箪笥メーカーに感謝の手紙が届いたこともあるそうです。
またなぜか冷蔵庫や洗濯機、棚の上の炊飯器や電子レンジが危ないとは言わない。一説には以前は家電が危ないと報道されていたが、スポンサーである家電メーカーや量販店への配慮で、危険の矛先が家具に向けられたそうです。
実際、タンスや食器棚よりも落ちてくる鉄とプラティックの塊のレンジや炊飯器のほうが危ない。近年は冷蔵庫も大型になり倒れたら危険。
「地震があったらまず机の下に隠れる」は防災の基本ですが、しっかりした良い家具は身を守ってくれるのです。