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2008年03月24日(Mon)▲ページの先頭へ
関家具がJリーグ参戦

札幌のニトリに続いて、今度は九州大川にある卸販売の関家具がサガン鳥栖のピッチスポンサーになったようです。北と南、小売と卸のそれぞれ強気の2社がサッカー・スポンサーに。

2008年02月29日(Fri)▲ページの先頭へ
展示会の合併

国内最大の家具展示会『東京国際家具見本市』と『インテリアライフスタイル・リビング』が共催されるようです。

前者は年々出店、来場数が減り寂しい限り。「国際」を冠しながら海外からの出店社も激減。このままだと、縮小か開催そのものが危ういと感じていました。

そこで同じ東京ビッグサイトで開催し、海外からの出店も多くて勢いのあるメサゴ・メッセフランクフルトと手を組んだということでしょう。



http://www.kagu-news.com/0802/080229-ifftill.html

2008年02月19日(Tue)▲ページの先頭へ
究極の組立て家具

家具一式がひとつの箱にオール・イン・ワン。
使い勝手がどうかは別として画期的なアイデアです。








2008年02月12日(Tue)▲ページの先頭へ
デザインとハイテクの家具

デザイナーとハイテク機器を組み合わせたおもしろい家具、インテリアを紹介。

座った人数や密着度によって発光が変わるラブソファーや光るブラインドなど、主にLED(発光ダイオード)で光るものが多い。

価格や実用性の面ではまだまだと思われるが、木工技術だけにとらわれないこういう新しい発想は必要でしょう。


http://business.nikkeibp.co.jp/article/podcast/20080208/146821/

2008年02月02日(Sat)▲ページの先頭へ
危険なベビーベッド

九州の家具輸入会社リンクスが輸入したタイ製のベビーベッドに、強度不足と支柱の間隔が基準外があったと九州経済産業局が発表。

強度不足も問題だが、支柱の間隔が広いと頭や首を挟む事故の危険があります。

商品名は『ラビットNA』『ラビットBR』ということです。

2008年01月11日(Fri)▲ページの先頭へ
福岡の大型問屋が破綻

今や家具物流の中心となっている福岡大川の大問屋が倒産しました。負債は12億らしいです。これにより中小メーカーの連鎖倒産も懸念されます。

バブル崩壊以後、過剰な価格競争の末に「中抜き」と呼ばれる、問屋を通さないメーカー直結仕入れを好む販売店が増えました。その中でも一大家具産地であり、全国でも安い家具とされる大川を拠点とした大問屋は、多くのなアイテムを安く提供できる魅力を持っていましたが限界だったのでしょうか。

中抜きはメーカーの情報レスポンスが早く、中間マージンの一時的な削減になるメリットの反面、大量仕入、大量販売が可能な一部の大型店舗を除いて、発注ロットや送料などの問題やきめ細かい対応が不足するなどデメリットもあります。さらに中抜きが一般化すると大きいメーカーは値上げや販売条件が厳しくなり、中間マージンカットのメリットも無くなります。

ともあれ、総合問屋がひとつ無くなった影響は大きいでしょう。


http://www.tokyo-keizai.co.jp/tosan/59.html

2007年12月27日(Thu)▲ページの先頭へ
電動ベッドで子供死亡

背がリモコンで起き上がる電動ベッドで子供が死亡する事故がありました。
頭にヘッドボードが付いたタイプのスチール製のベッドで、持ち上がった状態のマットレスとベッド本体の枠の間に首をはさまれ死亡しました。

この手の電動ベッドは近年人気で、体調の悪い方やご年配の方がよく利用していますし、簡易介護ベッドとして使う方も増えているだけに心配です。

通販会社のベルーナが輸入販売したもので、リモコンそのものにも問題があったようですが、子供は想定外のことをするので、ベッドに限らず動くものすべてに注意が必要でしょう。

http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20071227AT1G2602A26122007.html

http://www.nikkansports.com/general/p-gn-tp0-20071227-300188.html

2007年12月22日(Sat)▲ページの先頭へ
名古屋の服部家具が倒産

名古屋で有名な家具店だった服部家具が民事再生法を申請し、倒産したそうです。
負債は13億。

名古屋といえば、ハデ婚のメッカ。婚礼箪笥もすごいのが売れる地域でしたが、それも今は昔なのでしょうか。

2007年12月15日(Sat)▲ページの先頭へ
イケアに強盗

とは言っても、スペインでの話です。

2000人以上の客がいる中、銃を持った4人の強盗が乱入。怪我人はいなかったが、5000ユーロ(約81万円)ほどを強奪したようです。

白昼堂々、ヨーロッパの強盗は大胆ですね。

日本では家具は輸送や換金の難しい商品のせいか、家具店に強盗が入るニュースはあまり聞きません。昔、ある倉庫販売の家具店に泥棒が深夜入りましたが、盗むものが無くて事務所の小銭を取っていったほどです。


http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-29294620071211

2007年12月06日(Thu)▲ページの先頭へ
ニトリがJリーグ参戦

ニトリが、Jリーグサッカーのコンサドーレ札幌のメインスポンサーになるようです。J1復帰して資金を必要とする一方、食品偽装事件で失速した「白い恋人」の石屋製菓スポンサー料の補填もあるのでしょうか。

海外にも積極展開して家具業界としては唯一勢いのある企業。テレビCMもおなじみになってきましたが、プロスポーツに参戦することで今後の展開が注目されます。

2007年11月06日(Tue)▲ページの先頭へ
イタリア家具が中国製

大手百貨店の伊勢丹、京王百貨店、松屋などの「イタリア展」で中国製家具をイタリア製と表示して展示販売していたという。

食品偽装と違ってあまり問題視されない工業製品ですが、家具も話題になるとは時代ですね。

中国で作ったイタリア風の家具は10年以上前からよく売られています。
国産と中国製では仕上や精度など質以外に箱などの梱包材で明白ですが、イタリアと中国ではあんまり大差無いというのが実感。中国で作らせている欧米の品も多くありますし、むしろ中国製の方がよっかりする場合も。通常箱には「maide in ○○」と書いていますから少なくとも納入業者は知っていたと思います。
デパートの催事はほとんど場を貸すだけの業者任せなので、開梱してしまえばデパート側は言われない限り分らないでしょう。これは家具に限らないと思います。

http://www.asahi.com/national/update/1105/TKY200711050326.html

2007年09月22日(Sat)▲ページの先頭へ
中国製のベビーベッドが100万台回収

ついにベビーベッドも?

というニュースですが、アメリカの話。しかも回収の原因は塗料とかの問題ではなく、発注した米国企業の設計ミスによるもの。これにより窒息事故が多発したようです。

ベビーベッドなどは中国やインドネシアなどほとんどが東南アジア製ですから、それがダメとなると売れるものが無くなりますね。

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/china/86089/

2007年08月06日(Mon)▲ページの先頭へ
チラシの無い週末

お店の数は減ることはあっても、増えることはない家具業界。近年中小の小売店は廃業倒産が著しく、僅かに増えたのはニトリ、島忠などの大型店のみ。

首都圏では未曾有のマンションブームで、新しいバイパス沿いや、駅前の好立地条件には商業地域を侵食するように高層マンションが乱立。こんなに「新築」入居があっても、周囲にはニトリ、島忠、大塚家具の3店しかなく、それで事足りてしまうとはなんて狭い市場でしょう。安物はニトリ、ちょと良い目は島忠、高級品は大塚といったところでしょうか。家具も大型店(コジマ、ヤマダ、ケーズ)がしのぎを削る家電業界に近づいているようです。

中小の小売店が多かった昔は、家具のチラシが目立った時代がありましたが、最近は家電とパチンコばかりです。考えてみればチラシ経費は一回数十万以上かかるので、家具以外でチラシを入れている業種は家電、自動車、ドラッグストア、スーパーなどの大手だけ。家具も大手三社以外は最近は撒かなくなり寂しくなりました。


2007年07月17日(Tue)▲ページの先頭へ
応接ソファーメーカー倒産

九州大分の応接ソファーメーカー「イトウ」が倒産したようです。負債は15億。
個人消費の低迷、中国の猛攻に晒される国内家具メーカーの修羅場はまだまだ続くことでしょう。

http://www.tokyo-keizai.co.jp/tosan/24.html

2007年06月02日(Sat)▲ページの先頭へ
コクヨのテーブルマットでアレルギー

テーブルが汚れたりキズが付かないようにするための透明のシートのテーブルマットでアレルギー症状が発生。販売元のコクヨが回収することになった。

原因は抗菌剤ということらしく、581件も苦情があったそうです。抗菌、除菌がブームですが化学薬品を使うので思わぬ副作用があるものですね。

コクヨですから事務デスク用でやむを得ないと思いますが、普通のテーブルならあまりおすすめできません。マットの質や掛けるものによっては長期間テーブル面に圧着していると変色や変質する恐れがありますし、なによりテーブルの質感が楽しめません。

できることなら普段は何も掛けずに、来客や小さい子供が使用するときだけテーブルクロスやランチョンマットで対応するのがベターです。

日本ではキズを嫌いますが、欧米ではむしろキズを愉しむ風習があり、使ってついたキズは家具とその家の歴史と考えます。また中にはわざとキズつけたり、日本では気持ち悪がられる鉄砲キズ(虫食い跡)も好まれます。

これも文化の違いですが、もう少し角度を変えて家具を愉しんで頂けたらと思います。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070601-00000096-mai-soci

2007年02月15日(Thu)▲ページの先頭へ
中国製

今や世界の工場として食料品、アパレルから家電、家具、ハイテク医療器具まで安い人件費と最新の設備を武器に中国製が世界を席巻しています。

バブル崩壊後、熾烈な価格競争に生き残るために製造業は軒並み海外へ生産拠点を移したわけですが、その結果として中国製価格が日本のスタンダードになってしまいました。昨今企業の不祥事が続きますが、中国あたりから安く仕入れた部品や材料を使っていることも一因ではないでしょうか。

もはや「made in Japan」を探すのが大変で、「日本製」であっても100%ということは少ないと思います。

家具でいえば、アジアで比較的良いのはマレーシアやタイ、台湾製で、他に安い家具ではインドネシア製も多いですが、それなりです。

そして、今最も多い中国製は企業によりかなり差があります。
輸入品を大別すれば、純中国製か準日本製かに分けられます。前者は中国人のオーナーの工場で生産管理が中国人で作られた製品で品質はマチマチ。家具はこのケースがほとんどで、日本と取引の無い企業の製品は酷いのを掴まされます。彼らとしては10台作って3‐4台不良なのは当たり前で、コンテナ一杯不良の山なんていうのもよく聞く話です。後者は日本企業の現地法人によって作られた製品で、品質は日本製とほとんど変わりません。大手家電メーカーなどではありますが、家具メーカーでは稀です。

中国製は昔に比べたらだいぶ良くはなってきましたが、大まかに言えばまだまだですね。とくに家具製品の特性についてご理解頂けない厳しいお客さまにはお勧めできません。というのは、小さい塗りムラ、すり傷など細かい点を指摘していたら全部適合できないからです。こういう商品でクレームになると交換品の選別に苦慮します。

先日あるスポーツ用品を買ったのですが、ところどころ塗装がハゲていました。みると「made in China」でこんなモンかと思いつつも2万円するし気になったので一応ショップにクレームをしてみました。代替品が着ましたがやはり剥げており、ショップで雑に手直しした形跡が・・・。一応ブランド品ではありましたが、使用には問題ないし、所詮中国製はこの程度なのだと諦めた次第です。もっとも欧米人ならそんなことはノープロブレムなんでしょう。日本で作ったら10万くらいするかもしれませんしねぇ。。

価格は中国プライスで品質は日本クオリティ・・・無理があります。

2007年01月15日(Mon)▲ページの先頭へ
テレビの協賛

長く商売しているといろんな話が舞い込んでくる。

雑誌やテレビなどメディアに協力してほしいなどである。

雑誌など書籍なら写真を貸すだけでいいが、テレビはそうはいかない。実物を無償で貸すことが要求され、戻ってきたものはキズだらけで売り物にはならない。
中にはあろうことか打ち合わせか何かのメモ書きをされることもある。

昨年もあるドラマに使う家具を貸してほしいと依頼があったがお断りした。衣類やアクセサリーなら相乗効果が期待できるが、家具はほとんど期待できない上、番組の最後に1秒くらいクレジットが入っても見てる人はいないから宣伝にもならない。

しかし、こういう現物協力は通常無償で提供するかわりに、無料なのが当たり前なのだが、最近は放送局もスポンサーが減っているせで広告料を要求してくることが多いらしく、それ専門の代理業もあるとか。

商品を貸した上に広告料を取るなんて・・・ねぇ?

付き合いきれません。

2006年12月14日(Thu)▲ページの先頭へ
歩くテーブル

いったい何のために?
不思議なテーブルをみつけました。


2006年10月21日(Sat)▲ページの先頭へ
集成材

集成材とは木材資源を有効に活用するためにできた技法で、細い木を寄せ集めて1枚の板にしたものを言います。

家具では主にラバーウッド(ゴムの木)やパイン材(南洋松)が使われ、安価で加工しやすいのも特徴です。工程としては木材同士を接着材で圧力をかけながら接着し、完全にくっついた状態になったらカタチを整えて、用途別の半製品になります。細い木を束ねたものですので、接合部が稀に隙間ができる以外は一枚板の無垢材と違い、反ったり割れたりはあまりしません。

で、この集製材は建築の「柱」としても使われていることを最近知りました。さらにその集成材の柱は一般的に行われている互いに木を削って組み合わせるのではなく、丁番のような金具とボルトで接合するようです。

家具としては問題ない集成材ですが、建材の柱などに使って大丈夫なのでしょうか?ちょっとびっくり・・・。

2006年08月26日(Sat)▲ページの先頭へ
刑務所品のはなし

イベント会場とかでたまに見かける「刑務所作業品」とかで販売されている品がありますが、実は、ほとんど刑務所では・・・。

中には海外製なども混じっていたり・・オイオイヽ(´▽`)ノ中国の受刑者が作ったん?なんてものがあったりして、最近はそれでも少し改善されたらしいです。

まあ、いずれにしても最初から最後まで作っているのはウソでして、ほんの一部分の工程だけ務所で作業しているだけです。家具で言えば一部のネジ止めだけとか、塗装だけとか。木工所に行くとそういった「務所用」の半製品が置いてあることがあります。

よく考えれわかることで、その道に何年何十年も従事した職人の技を、素人が1年や2年の刑期中に習得できるほど簡単ではないです。

で、数社の中間業者のほかにお役所も入っていますし、低コストなわけは・・・ないですよね?


2006年08月25日(Fri)▲ページの先頭へ
世界にひとつだけの家具

家具は主に木材でできています。木は自然の天然資源ですから、鉄やプラスチックのように、均一では無く、その表情は様々です。木目は人の顔のように千差万別でひとつとして同じものは無く、オンリーワンであり、そこにある家具は、まさに「世界にひとつだけの家具」な訳です。

人の顔に色、かたち、しわがそれぞれあるように、木にも樹種独特の木目や形状があり、それを職人が精魂こめて家具に仕上げて行きます。木目には「杢」呼ばれ珍重されるものから節やシミやヒビなどがあり、そのひとつひとつが木の表情の一部です。

しかし、残念ながらそういった部分を持った家具が、ユーザーに受け入れられないことがあります。「節があるから・・・」と使用には全く問題なく、不良品ではないのに、ご主人さまに嫌われた家具は可哀想です。節は「生き節」と「死に節」とがありますが、どちらも枝の跡です。まぁ、それも価値観の違いですからしようがありません。でも、もう少し木のことを知って頂き、愛して頂きたいなと思います。木の持つ温かみと自然のぬくもりには違いがないのですから。


家具と紫外線

人の肌と同様に木の表面も紫外線で焼けます。

家具は家の中で使用するので、太陽の日差しでジリジリ…コンガリとは焼けませんが、窓際に設置したり、紫外線を発する蛍光灯の下に置いておくと変色します。

自分で使うぶんには多少焼けても、使用には何ら問題無いので、気にしなければいいだけで済みますが、店舗で展示中になってしまうと大変です。
店舗の場合はテーブルなどを重ねて販売することが一般的です。そこに紫外線が当たると重ねた脚の部分だけ焼けずに白く残る訳です。丸や四角に跡がついてしまうと、すごく不自然です。もちろんタンスや椅子も同様ですがテーブルほど目立ちません。というより均一に焼けるので跡がつきません。ただタンスの場合も重ねたり、並べて展示していると、天地前後左右すべて同じ仕上げで同じ塗装をしていた場合は(あまりそういう商品はありませんが)、面によって色が違ってきます。

ナチュラル色や漆塗は特に注意が必要です。

作り付けとバリアフリー

近年、首都圏を中心にマンションラッシュが続いています。また都心から1時間を越えた地域では格安の建売の戸建ても多いようです。これらの家屋に多いのが作り付けとバリアフリー構造です。入居者のニーズを考えてのことなのでしょうが、これが家具の配送では難問のひとつです。

昔から限られた少ない面積でいかに部屋を広く取るかを考え、廊下や階段が極限に狭く作られ、大きなタンスやソファーを収めるのは大変。しかし、最近ではこれに加えて作り付けに人気があり、さらに難しくなってきました。本来家具を設置する場所に固定された収納箱があり、クロゼットや物置が通路の壁に埋め込まれることでさらに廊下を狭くしている。搬入時はそこを通るのでつかえて家具が入らないことがあります。
家具を購入するとき、設置場所のスペースは考えますが、その家具が部屋に入れられるかどうかまでは考える方は少ない。

作り付けは建材を使ってインテリアとして統一感があり、スッキリとした広いイメージがあるのですが、敷地面積は限られている訳ですから全体として広くなるのとは違う。生活の場として収納棚やテーブルは必要ですから、それを通路側に埋め込むか否かです。むしろ、作り付けは古くなったり、飽きたからといって買い替えはできないし、家族構成やライフスタイルの変化で収納スペースを拡大縮小することもできないので一長一短です。

次に問題となるのがバリアフリー設備、といいますか「手すり」です。バリアフリーのマンションは共用の通路にこの手すりが備えてあります。
通路がゆったり取ってあれば別段何の問題もないのですが、マンションも出来るだけ多くの戸数と間取りを広く取りたいので、共用スペース、とりわけ通路や階段、それとエレベーターはギリギリまで削っています。そこに手すりを設置されると通れなくなる場合があるのです。
戸建てにおいても同様で、通路だけでなく、階段に設置してあると「をを!・・・」って感じです(笑 
ほとんどの階段はUの字ですから、狭くて手すりがあって、しかも天井も低い・・・となると困難至極。高齢化社会でますますその需要は高まっているのでしょうが、難しい問題です。

無垢板

無垢板とは合板ではない厚さ数ミリ以上の板のことで耐久性、質感に優れています。
日本人ほど無垢を好む国民はいないでしょうし、私自身も大好きです。

特にダイニングテーブルや座敷机へのこだわりは強く、ケヤキやトチ、ナラなどの自然木をそのまま厚切りに引いた一枚板は希少価値があり大変人気もありますが海外ではほとんど見かけません。まさに「世界にひとつだけの家具」といえる訳ですが、なかなか手が出ないお値段でもあります。

無垢の家具か否かの見分け方は簡単で、表裏の木目が同じかどうかを見れば分かります。尚、無垢には一枚板と幅の狭い板を合わせたハギ材、細い材を接着した集成材があります。

産地と産業の空洞化

現在、国内では旭川(北海道)、静岡(静岡)、飛騨(岐阜)、府中(広島)、讃岐(香川)、大川(福岡)などが一大産地として挙げられ、その周辺にたくさんの木工所が点在します。

タンス、とりわけ桐箪笥は日本各地で作られ、規模は大きくありませんが桐箪笥で有名な加茂 (新潟)、時代金具のついたタンスでおなじみの岩谷堂 (岩手)と仙台(宮城)などがありますが、かつてはタンス職人が自分で作り、自ら販売していました。
街の古い家具屋の屋号に「○○タンス店」とあるのはその名残です。

時代の流れでしょうか、遅まきながら家具業界も他の工業製品と同様に国内産業の空洞化が進み、ソファやベッド、ダイニングといった洋風家具だけでなく、座敷机やこたつ、座椅子といった和家具においても海外へ生産拠点を移してきました。今や流通する家具の 60%以上が海外産または海外でパーツを作り国内で加工した輸入加工品です。
主な生産地は中国、台湾、タイ、マレーシア、ベトナム、インドネシアなどの東南アジアです。

以前は輸入品といえば品質的に国産と比べ著しく劣るのが否めませんでしたが、現在では決して見劣りしません。
いえ、それどころか国産と見分けが付かないほど優れた商品が出てきており、台湾製などは価格も国産品並です。
日本の古い工房では従業員数が平均すると数名足らずで、そのほとんどの職人さんが高齢なのに比べ、中国やタイなどの工場では数百名が働き、後発の利を活かし機械も最新型が導入されています。その生産力と開発のスピードは既に日本を上回っています。

安かろう悪かろうの時代から安くても精度の高くなったアジアの家具は瞬く間に日本の市場を席巻し、「世界の工場」となった中国製の価格が日本の基準価格になってしまいました。細部の出来は依然日本製が勝るものの、一見はほとんど変わらなくて安い輸入品が人気を博し、たちまち国産品は敬遠され、海外に工場を移転できなかったり、国産の強みを出せない多くの木工所が姿を消しました。

バブル期以降、そうしたグローバルな流れの中で多くの製造業だけでなく、卸業、小売店までが倒産、廃業に追い込まれていきました。ただ構造不況と言われる中でも、輸入家具(欧州家具などの舶来物を含む)を中心に販売している輸入業者や小売店は比較的好調です。

ある統計によると家具とインテリアの平均買い替えサイクルは7年と言われ、同じ耐久消費財である家電の倍です。これは糸物といわれるカーテンやカーペットなども含まれますので、テーブルやタンスなどの木工品は10年、いや20年サイクルでしょう。家電は100万円するテレビでも10年持つか持たないかですが、100万円の家具は100年持ちます。耐用年数が長くて買い替え需要が乏しい商品でありながら、単価が下がったために業界全体が一気に苦しくなりました。

かつてはご婚礼、ご新築といえば数百万の商いが期待できましたが、現在はその半分以下、首都圏では3分の一、5分の一に落ち込みました。現在はご婚礼家具の代名詞である婚礼箪笥や鏡台が売れなくなり、展示で置かない販売店が増えました。

こうした逆境の流れの中でも、最近首都圏を中心に従来型の「家具屋」ではありませんが、個人で木工を始める方(クラフト工房)や異業種からのインテリアへの参入があるのは少しの光と言えるかもしれません。これから次世代を担う若い人たちが少しでも家具、インテリアに興味を持ち、理解を深めてもらえたらと思います。

ダイニングこたつ

ダイニング風のこたつが近年人気です。
家具の業界では統一した呼び名が無い比較的新しいカテゴリーの家具で、「ダイニングこたつ」「高暖卓」とか呼ばれています。近年、普及目覚しい家具調こたつをベースに脚を高くしてダイニングテーブルとこたつを合わせた商品です。

家具業界は他の家電などの機械の業界と違い、過去に無い新しい商品というものが少なく、よく言えば「伝統的」で悪く言えば「保守的でマンネリ的」な要素があります。 その中でこの商品は画期的です。

近年、フローリング(板の間)が人気を博し、ほとんどの建売住宅やマンションでは洋間中心となりました。これに合わせて、座敷机の代わりにダイニングテーブルが普及したのですが、暖冬と言われながらも、 10月も中旬になると冷え込む日が続きます。
冷え込むと床暖房が無いお部屋は足元が冷たく、つい椅子の上であぐらをかいてしまいます。

食欲の秋、寒くなるにつれてお鍋やすき焼きなど食卓を囲み、長い時間食事をする機会もふえるので、そのな時はこのダイニングこたつが足元の冷えを解消してくれます。
このダイニングこたつは家具調こたつ(座用)と同様に天板とやぐらフレームがネジで固定されるので、冬はこたつ、夏は布団を外してダイニングテーブルとして使えるので、一石二鳥で大変便利です。

ベッドのいろいろ

70年代以降、急速に普及した家具と言えば、ダイニングテーブルとベッド。住まいが全部畳だったそれまでの生活からフローリングやカーペットの洋間の暮らしに激変したのに合わせて大ブレークしました。とりわけベッドは寝具でもあることから、一人一台、4人家族なら確実に4台は売れる。まさに携帯電話並みの勢いで普及しました。

ベッドメーカーと言えば、フランスベッドと言われるほど有名ですが、他にもたくさんあります。日本ベッド、ここは大正時代から続く日本初のベッドメーカーで、帝国ホテルやヒルトンなど一流ホテルの他、迎賓館や宮内庁で使われているのもここのベッドです。ちなみに私も使っています。シモンズはポケットコイルスプリングで世界的特許を持ち、他にもシーリー、ドリームベッド、アイシン精機、アンネルベッドなどがあり、カリモクなど総合家具メーカーでも販売しています。

ベッドのクッションは大別するとボンネルスプリング、ポケットコイル、ウォーターなどの特殊素材になります。
ボンネルはの硬鋼線を螺旋状に巻いたつづみ型のバネを連結コイルで繋いだもので、芯が硬く耐久性があると言われています。耐久性がある代わりに固めで安いマットレスはだいたいコレです。ダブルの場合はスプリングが繋がっているのでパートナーが寝返りを打つと振動が伝わる難点があります。ただ、各社ともクッション材に低反発材や、特殊素材を上に使い工夫されています。

ポケットコイルは筒型のコイルを独立して配置し、車のサスペンションのように体のラインに沿ってスプリングが撓むので体がうっ血せずに寝返りが少ないと言われています。ただ、寝返りが少ないのが体に良いのか疑問ではありますが・・・。

ウォーターベッドは水に浮いたような感触が好きな方にはお奨めですが、高価なこともあり好き嫌いがはっきりしますね。従来はメンテナンスや耳元の水が動くノイズ、重量がネックでしたが、ジェルや特殊素材でだいぶ改善されました。夏は涼しく、寒くなるとヒーターがあるので湯たんぽや電気毛布が無くてもあったかです。腰への圧迫が無くて個人的には欲しいのですが、予算が。。

マットレスの製造には多額の設備投資が必要なので、マットレスを作るメーカーは規模が大きい。他の木工品とは異なり、様々な素材や技術を使って作るのですが、布に包まれているので分かりにくい。そこで色んなポップや模型でアピールしています。
一般に廉価版のマットレスはボンネル(しかもクッション材が薄い)で、高級なモデルにポケットコイルを採用することが多いようですが、どちらも一長一短でしょう。
ベッドは椅子と違い、店頭で座ったり、横になった程度では実際のところ判断が難しい。一晩寝てみるのが一番ですが・・・。コンピュータを使った測定もあるので試してみるのも一考です。

通販の事情

インターネットの普及でネットを使った通信販売、オンラインショップが拡大。通販には多額の広告料がかかるので、今までは新聞折込やカタログ、テレビ、ラジオなどを使う大手企業でしか行えませんでしたが、ネットを使うことで誰でも気軽に安く通販がおこなえるようになり、やり方次第では大手カタログ通販と対等にできるようになった。

しかし、ここで従来のカタログ通販とオンライン通販では決定的に異なる点があります。それは商品そのものと、流通の仕組みです。

家具で言えば、カタログ通販用の商品とデパートや専門店のオンライン通販で扱う商品は違うことが多く、扱うメーカーも通販系と専門店系では違う場合があります。

例えば、大手通販商品は販売価格を抑えるために仮に同じメーカーのタンスでも、材を薄くしたり、引出しの構造をホゾ組からダボ接着にしたり、背板のプリント化粧板を無塗装のベニアにしたりと、写真では分からない部分の仕様を変更することが多いようです。

通販は写真や映像でしかアピールできないため、カタログ通販では写真撮りに相当な経費をかけて撮影します。撮られた写真は実際の商品以上に良く見えるので、購入後「写真と違う」「期待通りでない」というクレームが多い。

通信手段を使った販売、「通信販売」という点では同じに見えますが、従来の家具店のオンライン通販が扱う商品は店頭に並ぶ品と同じものですので、「色が違う」というクレームはあっても、質の面で裏切ることはほとんど無いでしょう。近年は不況のため、メーカーはあまりカタログを作らず、写真もきちんとしたものを撮影しないことが多いことから、カタログ通販とは逆に「写真より実物のほうがいいね」とよく言われます。

また、ほとんどの中小のオンライン通販では店頭販売と同じ流通ですので、利用規約に「お客様のご都合では返品交換はできません」となっています。これは店頭でカタログオーダーするのと同様のため、安易にキャンセルをお受けできない事情があります。
キャンセル品はメーカーには返せませんし、一旦開梱して戻ってきた品は転売が難しく、キズや汚れが付いて返品されることも少なくありません。

大手カタログ通販の契約事情は詳しくありませんが、キャンセル、戻り品は納入業者に回収させていますのでキャンセルが可能なのです。納入業者は数が売れるのでその契約を受けますが、必ずしも売れるわけではないですからシビアなビジネスです。利益率の高いメーカーか、輸入業者でないと務まらないでしょう。
 

ビジネスチェア

毎日デスクワークで何時間、いや、何十時間も座って疲れない、耐久性のある椅子はないか。こんな質問がよく聞かれる。

理想的な椅子とはどんなイスだろうか。実際のところ、「これです」とはなかなか言うのは難しい。 巷では米国メーカーのH/M社の製品がいいと言われる。試したことは無いので分らないが、値段もいいので、そこそこはいいのかも知れない。

椅子はベッドと違い、人の全体重が椅子の狭い箇所に集中して圧し掛かる。特に支柱に掛かる負荷は相当なもの。しかも、頻繁に立ったり座ったりとON、OFFが繰り返される。
ビジネスチェアの場合、すわり心地の前にこの高負荷への耐久性が問われる。

一般に市販されている安い回転式のビジネスチェア(学習椅子)はほとんど台湾、中国製だが、重要なのはこの支柱に使われている「ガス圧シリンダ」。使い込むうちにガスが抜けて座高が下がってきてしまったり、ギコギコ軋んだりする。このガス圧シリンダはドイツ製がよいとされるが、価格が数万円の椅子にはほとんど使われていない。
安いシリンダでも甲乙があるので、ビジネスチェアを選ぶ時はまず、このガス圧シリンダに注意したほうがよい。

椅子のすわり心地を問うとき、硬い、柔らかいを選ぶことになるが、ビジネスチェアではあまり柔らかいのはお奨めできない。使い込むうちに必ずクッションにへたりがきてしまうからだ。国産の20万円以上もする張地が豪華な皮を使った椅子を使ったことがあるが、1年もしない内にへたってきた。リクライナーのようでちょっと座った感じはとてもいいのだが、ビジネスに要求される耐久性がない。

日産のCMに「イームズ」とか「モダンリビング」という言葉が使われていたが、理想的なビジネスチェアはクルマのシートのような椅子だろう。程よい硬さ、体にフィットするフォルム、長時間のドライブでも疲れを最小限に押さえる独自の構造。クルマの運転と異なり、デスクワークは前傾姿勢なのでクルマのシートをそのまま椅子にするのは無理があるが、「良い椅子」のエッセンスがあるように思える。

地震と家具 

大きな震災や群発地震があると、決まって揺さぶられた部屋の中で暴れる映像とともに「地震の時、家具の下敷きになって危ない」という言葉がマスコミで踊る。

果たしてそうなのか?確かに実験では激しく揺れる様がおどろおどろしく映し出されるが、映像に出てくる家具はものすごく安っぽい品で、地震が無くても倒れそうな家具が多い。(実験するのに高いのは使えないのかもしれないが・・・)

神戸の震災を経験した人の中には、使っていた高級箪笥(200万円ほどする)は地震にびくともせず、箪笥メーカーに感謝の手紙が届いたこともあるそうです。

またなぜか冷蔵庫や洗濯機、棚の上の炊飯器や電子レンジが危ないとは言わない。一説には以前は家電が危ないと報道されていたが、スポンサーである家電メーカーや量販店への配慮で、危険の矛先が家具に向けられたそうです。

実際、タンスや食器棚よりも落ちてくる鉄とプラティックの塊のレンジや炊飯器のほうが危ない。近年は冷蔵庫も大型になり倒れたら危険。

「地震があったらまず机の下に隠れる」は防災の基本ですが、しっかりした良い家具は身を守ってくれるのです。

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